就活でうつ病寸前になりましたという話
やっと就活が終わりました。長かった。1年以上かかりました。
なぜ合格したのか、よくわからないけど、終わりは終わり。
健康診断やら色々とイベントがあって、休む暇もなく4月から新社会人ってやつだ。せわしない、、
直近の悩みは残りの学生生活どうしようってことだが、お金ないから卒業旅行にも行けないし、とりあえず生かされている毎日に感謝って感じだ。
そんでまぁ、ここで記録しておくべきことは、就活を通じて生まれて初めて精神を病んだっていうことに尽きる。なってみないと分からないことって存在するんだな、と初めて感じた。正直かなり辛かった。
どこから書いたらいいのか分からんが、とにかく私は精神を病みました。体重は7キロ落ちて、客観的にみてもうつ病に近い症状だったと思う。
原因はもちろん就活なんだけど、よくよく考えるといつ病んでもおかしくない状態で就活を迎えて、就活を機に発症したというか、そういう感じ。
で、何が引き金になったかというと、『自己分析』っていうアレ。全員やらされるアレ。学生時代を振り返って、自分を売り込めるエピソードを見つけ出そうってやつ。
御多分に洩れず自分も自己分析に取り組みました。
で、冗談抜きに何一つ誇れるものがなかった。いや、厳密には『ない』って思い込んだ。
遊んで、バイトして、楽単とってギリギリ進級って感じで。サークルは一応入っていたけど完全飲みサーだし、ゼミもそこまでガチじゃないし、資格もTOEIC受けたけど大したことない点数で。
今思えば、みんなそんなもんだろって思えるけど、その時は人生終了って思った。面接で何も話せることがないからね。
そんなもんだから志望業界も、自分がいきたい業界なんて行けるわけないと思って、いつまでも決められなかった。
それで、そんな何もない自分が本当に情けなくて、毎日恨んだ。寝ても起きても自分を責めた。お前には夢を追う資格なんてないんだよって自分で自分に囁き続けた。
そして、これまでの全てが無意味になってしまうと思った。自分なりに最低限の努力はしてきたつもりだったのに、全部なかったことになると思った。
そんな日々が続き、知らぬ間に精神が蝕まれていった。
たくさんのお金をかけ育ててくれた両親に申し訳なくて、泣きながら土下座をした。
その辺から体重が減っていき、身動きが取れなくなってしまった。
それが大体5月くらいで、内定が出始める人がいた時期だった。そんな時期に、何も決められず両親に泣いて土下座してるんだから普通じゃない、、
そこで母親に精神科を勧められて、病院で先生に話を聞いてもらって、薬も少し飲んでみるが、ほとんど効果を感じられなかった。今思えば、薬に頼らなくてよかったと思える。
そこからは、しっかり休んで治そうと考えた。前期の授業に出てみたり、勉強してみたりして気分を紛らわした。
しかし、頭の片隅で就活の二文字は消えず、完全に休むということはできなかった。散歩しても、友達と飲んでも、就活の二文字は消えなかった。
前期の試験も終わり、両親からここを受けてみたらっていうアドバイスが入って、何社か受けに行った。もう自分の意思で受験しにいくことができなかった。
社会はうつ病寸前の人間を待ってはくれないし、このままぼーっとしていたら新卒の肩書きを失う。自分はレールから落ちることが許されない国にいる。そう思っていた。そのまま、とにかく説明会や面接に足を運んだ。
で、そこから紆余曲折あって、つい先日内定の連絡が来た。決まったのは1月後半で、決まらないまま卒業する可能性は大いにあったのだけれど。
自分はうつ病寸前のまま、様子を見ながら就活して、内定した。正直、よくわからない。これが正解だったかも、わからない。
でも、多くの人に支えられて今があるのは揺るぎない事実であって、自分のしてきたことを正解にしていきたいとは思ってる。周りの人の為にも。
かなり大胆に端折ってしまったけど、就活で精神を病んでしまった人間のほんの一例として、ネットに置いておこうと思う。
自分みたいな人間が、同じように困っている人の力になりたいなんて偉そうなことは言えないけれど、一つ言いたいのは
就活ごときで人生終了しない
ってことです。
下手くそな文章しか書けなくてすみません。以上です。